
生活創造者のことだ
好奇心旺盛で探求心に満ちあふれ
永遠の価値を信じて世の中の風潮に流されることはない
自分と社会を見つめるたしかな眼を持つ人びとだ
世界中のボランティア活動はどんどん進化している
自然でさりげなく"おもいやり生活"を楽しむ
そんな暮らしが誰かのために役立っているなんて
とっても素敵なことで
あなたの心をきっと新鮮な快感でつつんでくれることだろう
ボランタリーライフとは
自分らしい人生を拓き、活き活きとした社会を創造する
クリエイティブなライフスタイルだ

ふだんの暮らしのなかで"おもいやり生活"を楽しむことです。
私たちの生活は、みんなのささえあいによってなりたっています。お隣りさんどうし、ともに住んでいるまちの人びと、国や地域や世界の人びとと、つながりあって暮らしています。
その"いのちの絆"に感謝しながら、できるときに、できることから、助けあい、ささえあうライフスタイルが"ボランタリーライフ"です。

もちろん、できます。ボランタリーライフは、さりげない心づかいをすることです。お隣りどうし笑顔で接する。気持ちよい挨拶や言葉をかわす。ときには、一品の料理を持ち寄って、楽しくご近所パーティをひらく。そんな小さな一歩から、ボランタリーライフははじまるのです。

できることは無限にあるといっていいでしょう。
必要以上にものを買わないことや、ものを大切にして再生可能な生活用品を選択する。
貧しい国の人びとの生活に配慮した対等な貿易"フェアートレード"活動に参加する"賢い消費者"になるなどです。
アパートの窓辺では、四季折々の美しい花をベランダで育て、道行く人に楽しんでもらいましょう。
家の庭ではガーデニングを楽しみ、ご近所の人びとやお友だちを招待して、お茶を飲むこともそのひとつです。
一人暮らしの方に声をかけてみる、あなたの家がチャリティ・バザーの会場になったり、趣味を楽しむ場、世代を越えたおしゃべりの場などのスペースになると素敵ですね。

もちろんです。あなたが趣味や仕事で身につけた豊かな知識や技術、文化や芸術などは、ボランタリーライフの"宝箱"のようなものです。みんなのために"おすそわけ"をしましょう。あなたのスキルもまた、さらに向上するにちがいありません。
ボランタリーライフが多くの人びとに知ってもらうためには、音楽・演劇・美術やスポーツ・レクリエーションなどは、とても有効な"共感のツール"です。

アイディアや技術で協力する人、労力を提供できる人、お金を提供できる人など、いろんな社会参加の方法があります。
日本では"寄付の文化"がまだまだ根づいていないといわれています。たとえば、日本とアメリカと寄付金額を比較すると、個人では日本のが1,476億円にたいしてアメリカは22兆4,669億円、法人では日本が4,532億円でアメリカは12,980億円(2004年総務省統計局調査比較)です。

ボランティアがめざすものは、心のふれあいをとおして"自分もハッピー""相手もハッピー"になることです。
そのためには、あなた自身が自分を知ってもらう努力をすることです。また、相手のメッセージをよく聴き、よく受けとめ、よく交流し"信頼の絆"を結ぶことです。
ボランティアは"コミュニケーションの果実"のようなものです。

親と子でいっしょに楽しくできる活動をしてみましょう。
あなたの大切なお子さんがいろいろな人びとと出会い、遊び、交流する機会をつくりましょう。
地域のお祭りに参加したり、自然保護活動に参加するなど、子どもの体験の機会を大切にし、助けあいのなかで学ぶ機会をつくっていきましょう。

いま、全国で静かなブームになっている"学校支援ボランティア"を知っていますか?
私たちには、子どもたちの"育ちのふるさと"である学校が、よりよい教育活動を行うことができるように、地域ぐるみで学校を応援する責任があります。
登下校の子どもの安全確保、学校の環境美化、教科学習のサポート、図書室の運営や読書活動への支援、遠足や運動会などの行事支援、子どもの社会体験学習の受け入れ、保護者どうしの子育て経験の共有、放課後の学習支援や体験活動の支援など、活動の内容はどんどん広がっています。
学校が活き活きとした学び舎になるように、あなたにできることはたくさんあります。

いま、ボランタリーライフの発展型として"コミュニティビジネス"が注目されています。このような、持続可能な共生社会づくりのためによりよい製品やサービスを提供する事業を行い、その収益を社会貢献のために提供することを"社会的起業"(ソーシャル・エンタープライズ)といいます。未来の企業の"進化"の姿をして期待されています。

ボランティアは"NPOの母"であるということができます。大切なことは、ボランティアの原点である"社会への使命"(ミッション)を大切にすることです。
NPOにとって、運営の透明性はとても大切なものです。また、いつもオープンな雰囲気づくりを大切にして、ボランティア参加のチャンスを開くなどの風通しのよい組織づくりに心がけましょう。
夢や願いをともにするより多様なNPOとつながり、ネットワーキングの輪を広げることも魅力ある組織づくりをすすめるための秘訣です。

"企業の社会的責任"(CSR)とは、企業が社会的存在として、法を守り、よりよい製品やサービスを社会に提供し還元し、企業のもつ知識や技術、経験や人材を地域社会やグローバル社会に還元する社会的責任をもつことをいいます。
『日本経団連』加盟企業の1社あたりの社会貢献平均支出額は、4億6,800億円(2007年度)、経常利益額に占める割合は1.73%です。また、社員のボランティア休暇・休職制度を設けている企業は342社に広がっています。
このように、企業は、営利活動をささえてくれる株主や、消費者、社員、地域や地球社会のために"社会貢献"というかたちで責任を果たしています。
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